✎2020年4月15日 ✍︎最終更新日 2022年2月26日
普段サロンで付け替えをしてれば、爪へのダメージや、その後の施術、仕上がりや持ちに大きく関わるという点からもオフはおまかせしていただくのがベストです。ですが、止む終えない事情で、ご自分で取り外しをせざるを得ない状況にある場合の、オフの注意点などをお話させて頂きますね。
ジェルネイルをオフをするときの注意点
どうしても都合がつかないし、急いでオフしないといけなくなってしまったのです、自分でオフしようと思ったんだけど、何が必要でどうしたらいいのか💦
サロンでしてもらってるのは見たことあるけど、何に注意したらいいのかわかりません〜〜〜!!
確かに、見たことあるけど自分でやるとなるアレ!?ってなりますよね。
まず、ジェルネイルをオフするにあたって注意していただきたい点があります。ただジェルネイルを外すだけと思っても、実は気をつけなければいけないことがたくさんあるんです。
ジェルネイルをオフする時に注意することというのは、
- 換気を必ずすること
- 火気厳禁
- ダスト対策
この3つが挙げられます。
これらはジェルネイルのオフに使用するジェルリムーバー(主にアセトン)による健康への影響や、安全面の考慮、ジェルを削る際に出る粉、ダストへの対策などに当たる内容です。
ネイリストとしてネイルサロンの衛生管理に関して学ばれているネイリストは知っていることですし、サロンを運営する上で必ずされているはずですので、目にしたことがあるかもしれませんね。
なるほど〜!!今まで何気なく見ていたけど、そういう理由があったんですね〜!
各項目の詳しい内容は下記の記事にしていますので、ご一読くださいね。
ジェルの種類によってリムーバーでオフできないものもあります ジェルネイルは大きく分けて2種類あります。 専用のジェルネイルリムーバーを使用してジェルを溶かして落とすことのできる、ソークオフもしくはソフトジェルと呼ばれるものと、溶剤では溶かすことのできないハードジェルがあります。...
換気を必ずしてくださいね、というお話の中で出てきたリムーバーに含まれるアセトン。このアセトンは床付近に溜まりやすいだけでなく、引火性という特徴も持ち合わせています。 アセトンは引火性の液体で、引火点が低いため極めて引火しやすいという特徴があります。ネイルサロンで火気厳禁、禁煙になって...
ジェルネイルのオフには削りかすのダストがつきもの。細かな粉塵なので、吸い込んでしまわないように対策が必要です。そこで、自宅でオフをするときのダスト対策についてご紹介していきますね。サロンでオフできない場合、家で出来る範囲でぜひ対策してみてください。...
ジェルネイルをオフをするのに必要なもの
注意点は別記事も読んで確認したんですが、今度は実際に何が必要なのかわからなくて困っています。ネイルサロンで使用されているようなものは、一般に購入できるものですか?
ジェルネイルをオフするのに必要なものは、ネイリスト専用の問屋さん以外でも購入が可能ですよ。Amazon、楽天などももちろんですが最近では100円ショップなどでも揃えることができます。ドラッグストアにもありますね!
どこのメーカーがとか、どれじゃないといけない!とかではないのですが、必要なものは
- ジェルオフリムーバー(アセトン)
- ファイル類(爪やすり類)
- アルミホイル
- コットン
- プッシャー(ウッドスティック)
- 爪切り
これらが標準的な必要アイテムです。加えて、
- キューティクルオイル
- ワセリン
等、ご用意頂くと乾燥対策にもなります。
ほうほう!コレがアレばオフできるんですね!
そうですね、名称は商品によって違う場合もありますし、オフの動画を配信されている方によっては、使用アイテムに多少さがあると思いますが、概ねコレで良いと思います。
細かな点はコチラでご確認ください。
ジェルネイルのオフに必要なものとなると、上の画像を見てもわかる通り ジェルリムーバーアルミホイルコットンネイルファイル1(180グリッドのウォッシャブルファイル)ネイルファイル2(ヤスリの間が木の板のエメリーボード)ネイルファイル3(180〜220グリッドのスポンジファイル)メタ...
ジェルネイルのオフをするときの手順
アイテムも揃ったら、いよいよオフですね!どんな手順で進めればいいですか?
そうですね、オフの手順を簡単にご説明しますね。動画にとってお見せできるように準備をしているのですが、まだ先になってしまいそうなので、You TubeやInstagramでジェルネイルのオフ動画を見ながら確認してみてくださいね。
- 手指を消毒する(消毒液がなければ、よく手を洗います)
- 爪切りで伸びた分の長さをカットする
- ジェルの表面をファイルで削る
- アセトンを染み込ませたコットンを爪に乗せアルミホイルを巻く
- 10分〜15分ほど待つ
- アルミホイルを外し、ジェルが浮き上がってきていたらプッシャーやウッドスティックで落とす
- ポロポロと取れなければ(取れないジェルもあるので)無理せず、表面をかずく削ってもう一度、手順4からを繰り返す
- ジェルが全て取れたら、表面をスポンジバッファーを軽くあてて表面を整える
- 手を洗うか濡らしたタオルで手をよく拭いて、ダストを落とす
- キューティクルオイルを爪周りに塗布して修了
こんなにやることあるんですね・・・サロンでやってもらう時は、ササッとされているように思っていたので、いざ自分でやるとなると大変そうです。
サロンではネイルマシーンを使って一気に削っていくところも多いですし、使っているジェルがどんなタイプか?を知っているから、オフに時間がかからない場合もあります。
ご自分でオフをしなければならない状況の際には、マシーンは使えないですし、ジェルの表面を自力で削るので時間をかかってくと思いますが、落ち着いてすすめてみてくださいね。
ジェルネイルのオフに関して、細かな注意点がありますので別記事を参照してくださいね。
ジェルネイルのオフ手順 それでは早速手順についてですが、大まかな流れは別記事でも紹介している通りで、 手指を消毒する(消毒液がなければ、よく手を洗います) 爪切りで伸びた分の長さをカットする ジェルの表面をファイルで削る アセトンを染み込ませたコットンを爪に乗せアルミホイルを巻く ...
オフが終わったあとのケアについて
ジェルネイルのオフができたら、キューティクルオイルで保湿を必ずしてあげてくださいね。ジェルリムーバーに含まれているアセトンは、脱脂脱水の作用があります。
たしかに、アルミホイルを外したら爪の周りが白っぽくなっていて焦りました💦
爪周りの皮膚が白っぽくなってしまって、びっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、水分が飛んでしまっている証拠ですので、しっかりと保湿をしてあげましょう。
本来は、手を洗うたびに保湿をおすすめしたいのですが、難しいと感じる場合はお風呂から上がって夜寝る前に爪の裏側に塗布してあげましょう。
爪の裏側にオイルを塗布することで、自然と表側にもオイルが伝って広がっていきますので、軽く指先になじませてあげてくださいね。
いかがですか?オフ、できそうでしょうか?
実際に、自分でやるとなるとけっこう大変(自分のネイルチェンジもなかなかの重労働だったりして)と感じるかもしれませんね。
実は大変な作業だったんだなって改めて感じました。ちょっと頑張ってやってみようと思います〜!
もし、アイテムを揃えたけれど自分だけでやるのが不安!という方は、お気軽にご相談ください。
コメント